2018年2月18日

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北アフリカ初の快挙なるか? モロッコ、2026年のW杯開催地に立候補

北アフリカ初の快挙なるか? モロッコ、2026年のW杯開催地に立候補

はたして、”北アフリカ初のW杯開催”の夢は実るのか?
モロッコでは、2026年のW杯開催地に向けてキャンペーンを始めているとBBCが報じている。

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モロッコのサッカー連盟(FRMF)代表フディー・ルクジャ(Fouzi Lekjaa)氏は、先日開かれた走行会の席で、2026年のW杯開催国に正式に立候補することを表明。
誘致を率いるチーフディレクターには、同国の前大統領(ヒシャム・エル・アムラニ(Hicham El Amrani)氏を任命する力の入れようだ。
 
メイン開催都市は現在未定とされているが、おそらくカサブランカ、あるいは観光都市マラケシュが有力だろう。
2010年の南アフリカW杯以来のアフリカ開催に向けて、国家一丸となってキャンペーンを行なっている。
 
競合相手は手強そうだ。アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国である。
しかも、この3カ国が史上初の3カ国共同開催として立候補している。
 
1994年にW杯を開催しているアメリカを中心に、すでに2度のW杯開催を実現しているメキシコ、そして、2015年に女子W杯の開催を経験しているカナダがトリプルタッグを組んでいる。
こちらが開催地として有力とする見方が大勢を占めている。
(なお、FIFAの規定では、2018年がロシア開催(ヨーロッパ区分)、2022年がカタール開催(アジア区分)であるため、同2地域の候補地立候補はできない。)
 
※※※
 
では、モロッコには全く勝ち目がないのか?
 
・・勝ち目が無い、わけではない。
 
モロッコと聞いてサッカーと結びつく人は少ないかもしれないが、ヨーロッパに劣らず、サッカーに対する国民の関心は高い。
先日、約30年ぶりにW杯本大会に出場した際には、興奮したサポーターだけでなく、国全体が歓喜の渦に包まれた。
サッカーは国民スポーツのため、国民が一丸となって誘致を目指すのは難しくないはずだ。
 
また課題となるインフラ面も、青年スポーツ省の大臣のタルビ・エル・アラミ氏が、「モロッコは、2003年以来、スポーツ、インフラ、ホテル、空港、高速道路、公共交通ネットワークで急速に進展しています」と述べるように、着実に投資しているため問題ない。
その点も開催地の選考時は有利に働くだろう。
 
特に交通インフラで言えば、2018年夏には、タンジェ-カサブランカ間をTGV(高速鉄道)が開通予定である。
これにより、現状4時間以上かかったタンジェ-カサブランカの移動時間がその半分まで短縮される。
またその他の都市間の移動も、国内線(Royal Air Morocco(王様系の航空会社)が一挙に網羅している。
こちらも問題はないだろう。
 
国際大会の実施経験という点では、2013年、14年にクラブW杯の開催地としての実績がある。
国際大会に対応しかつ実績のあるスタジアムも既に複数存在していることから、その点もプラスに働くだろう。
 
※※※
 
2026年W杯は、この大会から、参加国が36カ国から48カ国に増え、各グループ現状の4チームから3チームに変更になる等、”新しいW杯の幕開け”と注目されている。
経済効果の恩恵のみならず、歴史的な意味でも、喉から手が出るほど、開催にこぎつけたいところだ。
 
いかにして、”北アフリカ初のW杯開催”として、モロッコの国際社会的な価値をアピールできるか。
彼らの勝負は既に始まっている。
 
 
※参照:アンドアフリカ合同会社、コーポレートサイト

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