「100歳まで生きたい」と考えるシンガポール富裕層の懸念事項とは?
スイス系金融機関のUBSが行った老後の生活に関する調査で、シンガポールの億万長者の半数近くは100歳まで生きると予想していることが分かった。このため消費スタイルも変わる見通しだ。
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調査を受けたのは、投資可能資産(不動産を除く)が100万米ドル(約1億700万円)超の、ドイツ、香港、米国、アラブ首長国連邦(UAE)、シンガポールに居住する資産家5,000人で、シンガポールからは400人が回答した。
「100歳まで生きると思う」との回答率は、全体で53%、シンガポールで46%。全体で、財産が100歳までもたない可能性を懸念している、との回答は42%で、このうち63%は退職後も現在のような生活スタイルを続けられるか懸念していると回答した。
地域別で、財産が100歳までもつか心配、との回答は、アジアが45%だが、欧州は21%と低い。
シンガポール人の平均寿命は83.1歳。シンガポールの資産家にとり最優先事項は健康の維持で、92%は健康への投資は財産を増やすより重要と考えている。
遺産相続では、自分の生存中に多くの遺産を相続させたい、との回答は51%。子どもより孫の方に多く遺産を相続させる、との回答も50%強あった。孫が若い時に贈与する方が有益、との考えによるものだ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46375/
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