2018年6月14日

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フィリピン・ダバオで深刻な医者不足 医療事業のニーズが高まる

フィリピン・ダバオで深刻な医者不足 医療事業のニーズが高まる

ダバオ市保健局(City Health Office 以下、CHO)は、市内各地に派遣する、医師、看護師、そして助産師が不足していると述べた。

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CHOの技術部門責任者である、ジュリタ・アコスタ氏によると、現在、保健省(Department of Health 以下、DOH)からの2名の医師が、それぞれマリログ地区とパキバト地区に派遣されている。「我々のオフィスでは深刻な人手不足です。更に多くの医師、看護師、助産師が派遣されるべきです。市内の人口は増え続けています」と氏は述べた。
 
ダバオ市の人口は、1,728,273人に到達した一方、医療従事者の数は増えていない。例えばブハンギン地区では人口25万人に対して医師は一人である。トリル地区では、一人の医師が25のバランガイを担当している。看護師では、2万人に対して一人の設定となっているが、実際のところは25万人に対して一人となっている。
 
市内を17に分けた、ヘルス地区と呼ばれるそれぞれの地区に、バランガイヘルスステーションが設けられており、月曜日から金曜日まで毎日診察を受け付けている。どのステーションにも医師が常駐しているとのこと。
 
すべてのヘルス地区に医師、看護師、助産師、医療技術者、衛生検査官、人口計画員とバランガイ保険員が常駐しているべきである。アコスタ氏は、資金援助の申請や、DOHからの支援を要請していると話した。
 
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/06/14/9301.html

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