2018年10月11日

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香港で衣服のリサイクル施設が公開 日本の大学機関や企業も技術開発に参加

香港で衣服のリサイクル施設が公開 日本の大学機関や企業も技術開発に参加

香港で9月3日、非営利財団H&M ファウンデーションとHKRITA(香港繊維アパレル研究開発センター)が布地のリサイクル施設を2つ公開した。

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まずジュネーブ国際発明賞金賞の受賞歴を誇る熱水処理によるリサイクル技術が、産業での実用化を目指して大型の機械として生まれ変わり大手工場に導入された。
 
そしてH&MファウンデーションとHKRITAおよびNovetex(ノヴェテックス)のコラボレーションで生まれた小型コンテナ「衣類から衣類へのリサイクル・システム(Garment-To-Garment Recycling System)」がThe Mills(ザ・ミルズ)にて公開された。
 
これらはH&MファウンデーションとHKRITAとの革新的なパートナーシップの結果であり、布地リサイクルの研究を突き進め、循環型ファッション業界に向けて発展のスピードを上げることで、地球と私たち生活環境を保護することを目的としている。
 
なお、この熱水処理のリサイクル技術の開発には日本の愛媛大学と信州大学も携わっており、また「衣類から衣類へのリサイクル・システム」には、島精機製作所の機械も導入されており、日本からも参加する形で実現したプロジェクトとなる。
 
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20181010_14189/

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