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シンガポールとEUの貿易総額が12兆7,000億円突破 FTAで更に拡大の予測

シンガポールとEUの貿易総額が12兆7,000億円突破 FTAで更に拡大の予測

欧州委員会(EC)は2月21日、欧州連合(EU)とシンガポールとの貿易(サービス貿易を含む)が昨年、1,000億ユーロ(12兆7,000億円)を超えたと発表した。最近、欧州議会が承認したEUとシンガポールとの自由貿易協定(EUSFTA)で貿易はさらに拡大が予想されるという。

 

ソース:http://www.asiax.biz/news/49073/

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商品貿易は前年比9%増の580億ユーロ(約7兆2,825億円)と好調だった。EUからシンガポールへの輸出は11.7%増加し、シンガポールからの輸入は4.8%増加した。シンガポールへの輸出品では、機械・輸送機械、化学品が多く、シンガポールからEUへの輸出では、有機化学品、薬品が多い。
 
EUSFTAではほとんどすべての関税が撤廃される。香港上海銀行(HSBC)シンガポールは「両地間貿易の万能薬」と評価した。
 
シンガポール事業連盟(SBF)のホー・メンキット最高責任者は同FTAが関税撤廃だけでなく、非関税障壁の撤廃、投資家保護、持続可能な開発、政府調達、知的所有権も包含した協定である点が重要だと述べた。
 
英国のEU離脱に関しホー氏は、複数のシナリオを示した。合意をもって離脱した場合、英国は引き続きEU加盟国として扱われるためEUSFTAに影響はない。合意無き離脱の場合、シンガポールは英国と2国間協定を模索することになるという。

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