独エボニック、動物飼料添加剤工場の操業開始
化学大手の独系エボニックインダストリーズは6月18日、5億ユーロ(約607億円)を投じ建設した、動物飼料添加剤第2工場の操業を開始した。式典にはヘン・スイーキアット副首相兼財務相が出席した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/50434/
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アミノ酸の一種であるメチオニンの生産工場で、シンガポールでの生産能力は年15万トンから30万トンに倍増する。エボニックはドイツ、ベルギー、米国にもメチオニン工場があり、シンガポールを含めた生産能力は73万トン。工場は製油所、石油化学施設が集積するジュロン島にある。
ヘン副首相はあいさつで「経済を成長させ、経済成長を多数の労働者の利益になるようにすることは容易なことではない。複数の先進国ではこの面でもがいており、社会契約(国家と市民との関係)に影響している」と述べた。
第2工場では100人を採用した。アジアでは食肉、海産物需要が2050年までに78%増加すると予想されており、また世界的な人口の増加で食料確保が緊急の取り組み課題になっているという。一方で耕作可能面積、農産物生産量は気候変動の影響で減少しており、こうした問題に対処するには、新たな、革新的手法が必要だという。
メチオニンは飼料の栄養価を高めるため添加される。エボニックのアジアにおけるメチオニン出荷高は年7%のペースで増加しており、地域別で最大の伸び率だ。

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