2020年1月16日

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香港:65歳以上に毎月3585ドル支給

香港:65歳以上に毎月3585ドル支給

林鄭月娥・行政長官らは1月14日、10項目に及ぶ民生政策措置を発表したが、中でも最も大きな予算を占めるのが高齢者向け生活手当の制度改革だ。

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15日付香港各紙によると、65歳以上を対象とする高齢者向け生活手当は資産上限が普通手当で34万3000ドル、高額手当で約15万ドルとなっていたが、これを統合して資産上限を50万ドルに大幅に引き上げる。
 
一律で毎月3585ドルが支給されることとなり、約5万人の毎月の支給額が910ドル増えるほか約10万人が新たに受給資格を得ることとなる。これによって歳出は約50億ドル増える見込みだ。
  
特区政府は昨年、高齢者向けの生活保護の受給資格年齢を60歳以上から65歳以上に引き上げたが、今回10項目の措置に盛り込まれた交通機関を2ドルで利用できる優遇では資格年齢を65歳以上から60歳以上に引き下げた。これにより約60万人が恩恵を受ける見込みだ。
  

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