香港:ワクチンの臨床試験で異常なし
中国で第2期臨床試験の段階に入った新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)ワクチンについて、当局は現在のところ不良反応はみられていないと発表した。
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4月26日付『文匯報』によると、国家863計画ワクチンプロジェクト首席科学者で中国医薬生物技術協会の楊暁明・副会長は25日、国薬集団中国生物武漢生物製品研究所が研究開発を行っている新型コロナ不活化ワクチンがすでに第2期臨床試験に入り、進展は良好で抗体濃度は顕著に上昇し、不良反応はまだ1例も発見されていないと発表した。すでに2本の生産ラインが準備され、1億~2億本の生産が可能という。
世界初の新型コロナ不活化ワクチンとして臨床試験の認可を得た同ワクチンは、プロジェクト認可から臨床試験認可までわずか98日。一般的に新ワクチンはプロジェクト認可から研究開発、試験、行政審査・認可を経て市場に出るまで8~10年を要するが、今回のワクチン開発のスピードについて楊副会長は「わが国が力を集中させて大きなことを成し遂げられる優位性を体現している」と述べた。
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