2015年8月25日

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デパート各社、改装と売場刷新で需要掘り起こしへ

商業売上高がマイナス成長を続ける中、デパート各社は秋の大型バーゲン「周年慶(アニバーサリー・セール)」に向け、改装を通じて商機をつかもうとしている。

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遠百百貨は台中店に大型のファストファッション店を導入した。GUに続き、H&MとGAPも出店予定で、客足増加を狙う。台北市内のそごう各店は、東区・信義などの商圏に衣料ブランドの大型店がすでに出店済みであることから、スーパー・化粧品・飲食店などの大型化を進めている。新光三越は、ネットショッピングへの対抗策として、実体験を集客の軸に据えた。展覧会や子供向けイベントなどを数多く開催し、昨年の来店客数は延べ1億2000万人、今年上半期の来客数も10%増加した。
 
また、各社とも四季を通じて安定した売上が期待できる飲食店を重視しており、各店それぞれが異なる飲食ブランドを引き入れるなど、特色あるグルメを打ち出そうとしている。

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