2016年1月26日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

セブンイレブン、台湾で自社ブランド茶飲料販売に進出

セブンイレブン、台湾で自社ブランド茶飲料販売に進出

コンビニ大手のセブンイレブンは25日、茶飲料ブランド「City現萃茶」を発表した。まず全国13店舗に導入後、今年は200店に機器を設置する予定だ。紅茶・烏龍茶・緑茶などを使った茶飲料は35元(約123円)から50元(約176円)と、他の茶飲料チェーンの平均価格70元(約247円)よりもかなり安い。コンビニ他社もすでに店舗で茶飲料の提供を行っているが、他社がティーバッグや茶パウダーを使用しているのに対し、セブンイレブンは店舗で茶葉を抽出する。

この記事の続きを読む

 
「手揺茶」と呼ばれるカップ入り茶飲料市場は年間436億元(約1537億円)といわれる。セブンイレブンでは1年間の試験販売を通じ、同社のコンビニコーヒー「City Cafe」との競合性などを調査。その結果、茶飲料の主要客層は30歳以下の女性で、昼から午後にかけての購入が多く、朝に売れるコーヒーとは競合しないことが分かった。「City Cafe」は現在全国5000店舗に導入され、年間10%のペースで売上を伸ばしている。セブンイレブンでは茶飲料を第二の成長商材として育てたい考えだ。
 
photo by ironypoisoning on flickr

この記事の提供会社

logo

な〜るほど・ざ・台湾

http://www.naruhodo.com.tw/

メルマガ会員  
 

出島