2016年4月12日

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台湾の輸出額が14カ月連続で前年比マイナス成長、減少幅は縮小

台湾の輸出額が14カ月連続で前年比マイナス成長、減少幅は縮小

台湾・財政部が11日発表した貿易統計によると、3月の輸出額は2272000万米ドルで前月比27.8%増加した。しかし前年同月比では11.4%減少し、14カ月連続のマイナス成長となり、同時に10カ月連続の2桁マイナスとなった。しかし減少幅は4カ月連続で縮小した。

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3月の電子部品、光学器材、ベースメタル、IT製品など、主要品目の輸出額はいずれも前年同月を下回った。うち電子部品の輸出額は1億1000万ドル(1.4%)の減少にとどまった。市場別では中国(香港を含む)、ASEAN(東南アジア諸国連合)、アメリカ、ヨーロッパへの輸出額がいずれも減少。一方、日本への輸出額は16億2100万ドルで0.8%増加した。
 
財政部統計処の葉満足・処長は、4月に輸出額が前年同月比マイナス成長からプラスに転じるのは困難な見通しだが、減少幅が1桁になる可能性があると指摘。さらに、プラスに転じる時期については、早くて6月との見方を示した。

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