米国CEO、アジア圏の医薬品開発の臨床請負企業の発展を予測
米国を拠点とする開発業務受託機関(CRO)であるCovance社のCEO、Deborah Keller氏が、今後アジアではCROが、ローカル、グローバル市場の双方で、製薬会社の成長にとって非常に大きな役割を担うことになる、との見識を述べた。
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開発業務受託機関とは、英語ではContract Research Organization(CRO)で、製薬会社が医薬品開発の為に行う臨床開発を受託・代行する企業を指す。
Keller氏によれば、アジアでCRO業界が成長し、研究開発の部分をアジアにアウトソースできるようになれば、コスト削減に繋がり、削減分を製薬会社は特定の主要製品やコアコンピテンスの開発に資金を投入できると述べた。
Keller氏はまた、日本は世界第2位の医薬品マーケットであり、今後臨床実験を必要とする企業は更に増えると述べている。
一方、中国の製薬企業は自社製品が欧米諸国に認可されるよう画策中であるが、中国の法規制は、現存する臨床実験や調査開発の需要に全く追いついていない。この辺りに、CROが今後参入できるビジネスチャンスが転がっているという。
(参照)http://asia.nikkei.com/Business/Executive-Lounge/Covance-sees-Asia-as-key-market-for-CRO-business
photo by Enzymlogic

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