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シンガポール、第3四半期労働市場、製造・建設低迷で就労人口減少

人材開発省は12月13日、第3四半期の労働市場統計(確定値)を発表した。就労人口は減少、解雇は増加、求職者数は求人数以上など、速報値どおりの市況だった。

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就労者総数は2,700人の減少で、ワークパミットの外国人労働者を中心に、製造、建設業で就労者が減少した。1~9月では1万4,500人の増加だったが、増加数は09年の景気後退時以来の少なさ。第3四半期の製造業の雇用は3,600人減で、8・四半期連続の減少。1~9月では8,900人の減少になった。この傾向は続き、特に運輸、精密工学領域での就労者減が予想されるという。
 
建設業は1~9月、3,200人の減少だった。しかしサービス業で同期間、就労者が2万7,100人増えており、製造、建設の減少を補った。9月の居住者(国民と永住者)の失業率は2.9%。失業してから次の職を見付けるまでの期間が長くなっている。1年以上の長期にわたり失業している居住者は昨年9月の0.6%に対し今年は0.8%。年齢50歳以上で失業者の増加が顕著だ。
 
第3四半期に解雇された者は4,220人で、1~9月では1万3,730人になった。専門職者の解雇が多かった。9月の求人数は5万800人で、100人の求職者に対する求人の割合は91人だった。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/41633/

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