2017年3月3日

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ロシアが、自国の経済成長の見通しを2%へ上方修正

ロシアが、自国の経済成長の見通しを2%へ上方修正

ロシアのオレシュキン経済開発相は2月27日、ロシア投資フォーラムが開催されたソチで記者会見し、同国の経済成長率が今年、約2%に達するという見方を示した。経済開発省が3月末に発表を予定する最新予測を踏まえたもので、従来予測(0.6%)を1.4ポイント上方修正することになる。

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経済開発相は、年初以来、貨物運送や電力消費が伸びていることに触れ、「景気後退局面が終わりに近づき、経済不安が減退しており、政府の施策なしでも回復が見込める」との立場を示した。また、投資増加で経済が活性化し、経済回復が「個人消費にも波及する」という予測を示した。
  
ロシア経済はウクライナ紛争が始まった2014年に0.7%のプラス成長を記録した後、15、16年は連続で縮小した。今年は3年ぶりの成長が見込まれる。
  
国際通貨基金(IMF)は今年1月の世界経済見通しでロシアの経済成長率を今年1.1%、来年1.2%と予測。世界銀行も今年の成長率を1.5%と見込む。
  
経済開発省は従来予測の下敷きとして、原油の平均価格を40米ドルに設定した。また、48ドルの場合は1.1%と予測していた。
 
ソース:http://fbc.de/ost/ost32660/

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