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シンガポール政府高官ら、「政府規則は、技術革新を妨げず、民間に価値を解放すべきもの」と発言

シンガポール政府高官ら、「政府規則は、技術革新を妨げず、民間に価値を解放すべきもの」と発言

ビジネス・タイムズ主催の「リーダーズ・フォーラム」が3月22日に開かれ、これまでの常識を覆す破壊的技術などの表現に使われる「ディスラプション(崩壊、混乱)」をテーマに、政府高官、財界代表らがパネル討論で発言した。

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政府規則は技術革新を妨げるべきものではなく、民間に価値を解放すべきもの、との意見が政府側から出された。
 
公共セクターにおける先端技術の開発機関、政府技術局(ガバメントテク)担当大臣に5月1日付で就任するジャニル・プトゥリアリー通信・情報担当国務相は、「改革が政府において始められることはない。価値、雇用は民間が創出するもので、価値創造を可能にし、企業、労働者の能力引き上げを支援するのが政府の役割」と述べた。
 
シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)のラビ・メノン総裁は、企業、政策決定者は失敗を恐れてはならないと指摘。
「試みの多くは失敗するもの。すべて成功したら実験ではない」と語った。
  
具体的政策では、現金を伴わない支払いシステムを年内にも導入する計画だ。
口座不要の、携帯電話番号などを利用した決済、送金が可能なシステムで、企業に業務全般のデジタル化も促す。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42621/
  
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