日本文化「アニメ」の海外輸出が絶好調!15年度は58%増の288億円突破
日本の「テレビ番組」の海外輸出が加速している。総務省によると、テレビ番組など放送コンテンツの2015年度の海外輸出額は、前年度比58%増の288億5千万円だった。日本文化として定着しつつある「アニメ」人気に続き、ドラマやバラエティ番組への人気も高まっている。
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特にアジアへの輸出が好調であった。中国や東南アジアでは日本のアニメの人気が高まっている。ドラえもんやクレヨンしんちゃんを始め、ワンピースやNARUTOといったアニメへの認知・人気が非常に高い。
また、中国では日本のドラマへの人気も高まっているという。日本で放送されたドラマが国内包装向けにリメークされ放送されている。訪日中国人観光客の急増により、日本文化への認知がさらに高まり、日本を舞台にしたドラマや、バラエティ番組などに人気が高まっている。
そして、アニメやドラマの海外輸出好調はインバウンド市場へも好影響を与えている。アニメやドラマの舞台地を訪れる「聖地巡礼」が訪日客の間で流行している。今後はそのような訪日客の需要をつかむ、インバウンド企画にも商機が拡大する。
政府は18年度の目標に掲げていた200億円を前倒しで達成した事を受け、今後は「20年度に輸出額500億円」を目標にする事を発表した。海外で、日本文化として確かな地位を築き上げた「アニメ」輸出を筆頭に、海外への「テレビ番組」輸出を加速させる。
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