2017年6月15日

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ドイツ自動車部品大手「ZF」、超小型モビリティの合弁会社を設立

ドイツ自動車部品大手「ZF」、超小型モビリティの合弁会社を設立

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1日、電気駆動車(エレクトロモビリティ)の超小型モビリティ(マイクロモビリティ)を事業とする合弁会社をドイツのマグラ、ブレークフォースワン(BFO)、ユニコーン・エナジーと共同で設立したと発表した。

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新会社はエレクトロモビリティ(2輪、3輪、4輪)の開発・生産・販売を事業とする。今夏の終わり頃に最初の製品ソリューションを発表する予定。
 
超小型モビリティ(マイクロモビリティ)は、小型車両で短距離を手軽に移動する交通システム。ZFは、旅客輸送、貨物輸送のいずれにおいても、マイクロモビリティは世界的に大きな将来性があると見込んでいる。

ZFは、2016年11月に発表した将来予想に関するレポートの中でも、2030年までに、特に市内の物流において、軽量な電気駆動車の利用に極めて大きな成長が予想されるとの見通しを示している。
 
 
■ 新会社の本社はテュービンゲン
 
新会社はドイツ南部のテュービンゲンに本社を置く。ZFが48%を出資し、主導権を握る。マグラとBFOは自動二輪やサービス業務、ユニコーン・エナジーはバッテリー技術で協力する。
 
ZFは外部企業との提携を積極化しており、2016年9月にはベンチャーキャピタル子会社ツークンフト・ベンチャーズを設立した。同子会社を通して、ZFの将来戦略や競争力を高める上で重要な技術分野における新興企業やすでに市場地位を確立している小規模な企業などに出資し、技術開発を加速する意向を示している。
 
4社は地理的にも近距離(シュツットガルト近郊)に位置するため、協働作業や新規プロジェクトを迅速に進めやすい利点がある。
 
 
■ 二輪部品メーカーやエンジニアリング会社が協力
 
マグラ(本社:バート・ウアアッハ)はマーゲンヴィルト・テクノロジー・グループ傘下の企業で、自転車やマウンテンバイク、電動アシスト自転車、オートバイなど二輪車両向けハイテク部品の開発・生産・販売を事業とする。また、自社製品の配送・修理サービスに加え、システムパートナーとして外部からも欧州域内の物流・修理サービスも受託している。従業員数は約550人。
 
ユニコーン・エナジー(本社:シュヴェービッシュ・グミュント)はエンジニアリング会社で、バッテリーシステムの開発や標準化、インフラ、エネルギーマネジメントなどに関するノウハウを持つ。
 
ブレークフォースワン(BFO、本社:テュービンゲン)は、ブレーキシステムや小型電気自動車などの設計・開発などを事業とするエンジニアリング会社。マイクロモビリティ関連の開発プロジェクトも受注している。
 
ソース:http://fbc.de/auto/ai15368/
  
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