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シンガポール・第1四半期における解雇者数が減少するも、労働市場は低迷

シンガポール・第1四半期における解雇者数が減少するも、労働市場は低迷

人材開発省(MOM)が13日に公表した労働市場レポートによると、第1四半期期の解雇者数は2016年第4四半期の5,440人から4,000人へと減少し1年振りの低水準だった。事前予想の4,800人をも下回った。

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Citigroupのエコノミスト、キット・ウェイツェン氏は、市況に関してはある程度の改善が見られるとしたが、一方で25週間以内に次の就職先が見つからない居住者の長期失業率が前年同期より0.1%悪化の0.8%だった。
 
また、第1四半期の再就職者の割合も前期をやや下回る64%だった。PMET’sと呼ばれる専門職、管理職、幹部職、技術職の再就職の割合は61%だった。関係者は求職者と求人者が求める知識や技術のミスマッチに問題があるとみている。
 
就職者総数は336万6,300人で昨年末より6,800人減少した。製造業や建設業で働くワークパーミットの外国人労働者が減少したことが要因。
 
3月の失業率は全体で2.2%。 シンガポール市民と永住権保持を併せた居住者で3.2%、シンガポール市民だけでは3.2%だった。
 
>>あわせて読みたい 『シンガポール経営者は第3四半期の雇用に慎重』

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