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シンガポール、喫煙法定年齢を19歳に引き上げ、いずれ21歳に

シンガポール、喫煙法定年齢を19歳に引き上げ、いずれ21歳に

国会はたばこ広告・販売規制法改定案を承認した。喫煙が許容される最低法定年齢(現行18歳)を2019年1月1日から19歳に引き上げる。その後は毎年引き上げ、21年には21歳にする。

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改定案では、たばこ模造品である電子たばこ、電子パイプの購入、所有、使用も禁止した。ニコチンの入った液体を熱で気化し吸引する電池式喫煙器具は既に禁止している。
 
法案趣旨説明でアムリン・アミン政務次官(保健担当)は「喫煙を日常的行為からなくすことが改定の目的だ。若者は友人や学友の勧めでたばこを吸うようになることが調査で分かっている」と語った。
 
人口に対する喫煙者の割合は1990年代の18%に対し、ここ10年間は12~14%に低下したが、さらに低下が可能だという。喫煙者の95%は21歳になる前にたばこを吸うようになっている。
 
たばこ模造品を禁止したのは、ニコチン中毒になり、たばこを吸うようになる可能性があるためだという。たばこ模造品は紙巻きたばこより害が少ない、との調査結果があることについて、アムリン氏は「そうした主張には、たばこ会社が資金を出した調査の結果も含まれる」と切り捨てた。
 
喫煙者人口がごく少数になった場合、たばこの全面禁止も検討する。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/44939/

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