2018年4月10日

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ベトナムのコンビニ市場へ外資が続々参入 日米韓の三つ巴の競争

ベトナムのコンビニ市場へ外資が続々参入 日米韓の三つ巴の競争

過去15ヶ月で、韓国のGS25、日本のセブンイレブンを含む多数の海外企業がフランチャイズ方式でベトナムのコンビニ小売市場に参入した。

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2017年、GS Retailが管理する韓国のコンビニチェーンGS25はベトナム企業SonKim Landと合弁会社を設立しベトナム市場に参入した。
 
GS25ベトナムのYun Ju Young社長は、ホーチミン市で最初の4店舗をフランチャイズにより開店する計画を明かした。その後、ハノイ、ハイフォン、ダナン、カントーなど主要都市で2018年末までに計50店舗を開店する計画という。
 
Yun社長はまた、首都ハノイへの進出はベトナムでの拡大戦略の後半となることも明かした。GS25は次の10年間でベトナム全国に2500店舗をオープンすることを予定している。
 
それ以前に、GS25のライバルであるアメリカの国際的コンビニエンスストアチェーンで日本資本のセブンイレブンが2015年にSeven System Vietnamという合弁会社とのフランチャイズによりベトナムに進出している。
 
テキサスに本部を持つセブンイレブンが第1号店をホーチミン市の中心ビジネス街にオープンしたのは2017年のことだったが、GS25とは対象的に、セブンイレブンは今後10年間でベトナム各地に1000店舗の開設を予定しているに過ぎない。
 
GS25は2017年にフランチャイズ方式でベトナムに参入した31社もの海外企業の一つである。こうした多国籍企業は主にイギリス、米国、台湾、香港、日本から来ており、飲食、教育、消費財などの分野に及ぶ。ベトナムにすでに進出しているさまざまなフランチャイズのブランドにはイギリスのCosta Internatioal Limited のCosta Coffee、オランダのアパレル企業ITX MERKEN B.VのPull & Bear、Stradivarius、Massimo Duttiをはじめとする衣類、靴、アクセサリーブランドなどが挙げられる。
 
これまでにも、アメリカのCircle Kが2008年12月25日にフランチャイズによりホーチミン市で第1号店を開店し、その後同市内に69店舗を開設した。ベトナム進出から10年目となる2017年、Circle Kはホーチミン市に100店目をオープンした。
 
シンガポールのShop n Goも2005年にホーチミン市に第1号店を開設し、ベトナムの年中無休24時間営業のコンビニ市場に参入した。現在でも、Shop n Goは加工食品、食料品、メークアップやスキンケア製品まで幅広い製品を取り扱っている。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3332.html

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