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シンガポールでプラスチック再利用が進まず 使用削減を目指す

シンガポールでプラスチック再利用が進まず 使用削減を目指す

シンガポールで年間、使用されるプラスチック品は年間17億6,000万個に上るが、再利用率は20%以下にとどまっていることが、非政府組織(NGO)のシンガポール環境協議会(SEC)の調査で分かった。

 

ソース:http://www.asiax.biz/news/47378/

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使用されるプラスチックで最も多いのはレジ袋。住民がスーパーマーケットで渡されるレジ袋は1回の買い物当たり2~4枚で、国全体で年間8億2,000枚になる。調査にはデロイトが協力した。
 
SECは昨年12月から今年5月にかけ、オンラインで1,000人余りから回答を得た。消費者が再利用しているレジ袋は2%。
 
PETボトルの使用数は年4億7,600万本で、1週間当たり1人が1~3本を使用した勘定だ。
 
持ち帰り用食品容器、飲料容器など使い捨てポリプロピレン製品の使用個数は年4億7,300万個で、1人が1週間に1~3個使った計算だ。
 
調査ではスーパーマーケット以外の商店が提供するレジ袋は計算に含めておらず、控えめの結果となった。
 
SECはスーパーマーケットのフェアプライスやコカコーラなどと連携し、プラスチックの使用を減らす啓発活動を今月実施する。
 
シンガポールのプラスチックごみの再利用率は6%と低い。欧州の再利用率は30%。

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