シンガポールの経済が減速傾向 米中貿易摩擦で来年のGDP1.5~3.5%と据置き
シンガポール通産省のロー・クムイアン事務次官は11月22日、第3四半期の経済統計と来年の見通しを発表した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48408/
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米中貿易摩擦など向かい風が吹いており、経済は減速傾向にあるという。
第3四半期の実質国内総生産(GDP)増加率は2.2%で、前期の4.1%より減速した。米中貿易摩擦は、それと認識できるほどの影響をまだもたらしていないが、年末に向かい表面化する見通しだという。
第3四半期の経済では、金融・保険、製造、ビジネスサービスが成長をけん引した。製造業の生産高は3.5%増にとどまった。前期は10.7%増だった。
建設の生産高は2.3%の減少だった。公共工事の削減が原因だが、来年は昨年下半期の発注分が帳簿に記載されるため、好転が予想されるという。卸売・小売業の生産高は0.5%の増加にとどまった。
来年の製造業は減速の予想だ。ロー次官は、サービス業がGDPの増加をけん引すると述べた。サービス業も域内・世界経済減速の影響を受けるが、国内発生需要が堅調に推移する見通しだという。
来年のGDP増加率について、通産省は1.5~3.5%の予想を示した。今年は3~3.5%の予想だ。

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