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シンガポール :6月の非石油輸出17%減、電子が10年ぶり下げ幅

シンガポール :6月の非石油輸出17%減、電子が10年ぶり下げ幅

シンガポール企業庁が7月17日発表した2019年6月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比17.3%減の123億5181万シンガポールドル(約9800億円)だった。2けた減は4カ月連続で、減少率は13年2月以来の大きさ。不振が続く電子製品が31.9%減と、リーマンショック後の09年1月以来の落ち込みだった。

 

ソース:http://www.asiax.biz/news/50733/

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電子製品では5割弱を占める集積回路(IC)が33.0%減と低迷したほか、パソコン(PC)やディスクメディア製品が4割を超える減少。非電子製品も12.4%減と前月の減少率を上回り、非貨幣用金が50.2%減、石油化学製品が16.7%減、医薬品が11.3%減と大きく落ち込んだ。
 
上位10カ国・地域への輸出は、米国向けを除き減少。香港向けは38.2%減と下げ幅が大きく、とくに非貨幣用金とディスクメディア製品の減少率は80%を超えた。中国向けは15.8%減。ICが39.7%減だった。一方、米国向けは1.5%増と、拡大が続いている。電子製品が21.2%減る一方、非電子製品が7.1%増えた。
 
シンガポール企業庁は5月、19年通期のNODX伸び率予測を前年比でマイナス2.0〜0.0%に下方修正した。ただ1〜6月は前年同期比で1割減と予測を大幅に下回っている。
 
(大紀元:提供:亜州ビジネスASEAN)

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