インドネシア:空気環境事業を本格展開 パナソニック 大気汚染、需要高まる
パナソニックは9日、インドネシア国内で総合的な空気環境事業「クオリティー・エアー・フォー・ライフ(QAFL)」の本格展開を始めると発表した。健康意識の高まりなどから、商業施設やアパートメントで質の高い空調機能が求められていくとして、法人向けの課題解決型のビジネスに力を入れていく。
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QAFLは2017年に開始した。建物全体の「空気の質をデザインする」がコンセプト。エアコンによる湿度や温度の調整、換気・循環による室内空気環境改善、独自開発の空気清浄機能「ナノイー」を軸に、顧客の状況に合った商材を総合的に提案、導入を促していく。空気の質のモニタリングも含めたソリューションも提供できるという。
東南アジアではタイとマレーシア、ベトナム、インドネシアの4カ国で展開。排気ガスやヘイズ(煙霧)などによる大気汚染の悪化が背景となり、需要が高まっていくと想定する。
パナソニックは販売店を通じた一般消費者向けの家電販売を進めてきた。昨今は韓国系企業などの勢いもあり、価格競争が激しくなっている。
法人向け取引では、不動産開発に参画する事業者向けに商材の単品販売を行ってきた。今後は複数の商品や、ナノイーに代表される基幹デバイスを掛け合わせ、ソリューションを提供するビジネスを強化していく。
(平野慧)

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