労働・職業訓練省のHeng Sour長官は、再開した工場はイエローゾーンにあると述べた。また、1万5000人の労働者が仕事を再開したという。

　
「新型コロナのパンデミックはまだ終わっていませんが、工場や企業の生産チェーンが再開されたことは、製造業にとって良い兆候です」とSour氏は指摘した。

　
国務長官によると、最大で50％の労働者が仕事を再開できたが、残りの労働者はレッドゾーンやオレンジゾーンの規制の影響を受けている。

　
政府とカンボジア衣料品製造者協会（GMAC）は、国際的なバイヤーに対し、製品の納入が遅れたことで工場に罰金を科さないよう訴えているが、今回の工場再開による生産チェーンの再開はその一環。

　
政府とGMACは、数百の工場や企業が政府のロックダウン措置を尊重するために一時的に生産を停止したことが、製品納入の遅れの原因であるとしている。

　
今年の第1四半期、カンボジアの衣料品（アパレル、履物、旅行用品）の輸出額は、10％減の24億ドルだった。

　
経済財務省の数字によると、アパレルの輸出額は年間17億7500万米ドル、履物は3億1600万米ドル、旅行用品は3億1900万米ドルであった。

　
GMACのKaing Monica副事務局長は、民間企業や国民、労働者に対して、早く正常な状態に戻すために、政府の効率化を促進する施策に参加するよう呼びかけた。

　
「このような状況が続くと、国際貿易は計画的で確実なものであるため、貿易上の問題が発生します。衣料品分野では、夏の輸出、冬の輸出などの輸出シーズンがあります」と述べた。

　
カンボジアの輸出額は2020年に95億米ドルとなり、前年の106億米ドルから減少した。

　
ソース：http://apparelresource.asia/news/item_4463.html

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