ベトナム、繊維事業の増加を受けて、環境面での懸念が浮上
ベトナムメディアの報道によると、特にここ数年、ベトナムの繊維分野には多額の投資が流入している。
繊維事業への投資はベトナムが他の11カ国とともに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加盟すると外国投資家に知られるようになった2014年に伸び始めた。ベトナム外国投資庁のデータによると、2015年の現時点までのベトナムへの外国直接投資額110億米ドルの30%以上を占める、およそ35億米ドルが繊維・縫製事業への投資である。
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新規事業には、ドンナイ省でのTurkish Hyosung社による6億6000万米ドル規模の繊維・縫製事業、ビンズン省でのPolytex Far Eastern社の2億7400万米ドル規模の繊維工場、ホーチミン市での香港企業Worldon Vietnam社による3億米ドル規模の繊維・縫製事業などが含まれる。
香港のTAL Group、中国のTexhong Groupもベトナムでの繊維・縫製事業を登録している。しかし、突然で急激な投資の増加を受けて、環境面での懸念が現在浮上している。
計画投資省は外国企業による旧型のエネルギー消費効率の悪い技術の導入に警告を発しており、省当局に各企業への投資許可発行前に事業内容をよく確認するよう要請している。計画投資省では、新規事業が各工業団地の入居率を満たすばかりでなく、環境面や技術面で高水準が確保されるよう望んでいる。
実際、ダナン市をはじめ、いくつかの省では、環境面で高リスクの事業は拒否するようになっている。
photo by archer10 (Dennis) (60M Views) on flickr

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