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インドネシアがアセアン域内労働者の共通最低賃金を提案

インドネシアがアセアン域内労働者の共通最低賃金を提案

インドネシアは次回のアセアン労働相会合で、加盟国の労働者保護のため最低賃金の制定を提案することを予定している。アセアン加盟国の国民の保護に不備があるとの懸念の中、Jusef Kalla副大統領はこの共通最低賃金の概念を提案した。

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Antara News Agencyの報道によると、「アセアン諸国は国民を搾取から保護する必要があるとの私の意見に対し、ベトナムは強く賛同してくれました」とKalla副大統領は述べたという。
 
他のアセアン加盟国も地域内の労働者に最低賃金を導入することに関心を示しているという。Kalla副大統領は、加盟国の労働大臣が近日中に会談し、この問題について協議すると発表した。「全員が賛同しつつあります。カンボジアも賛成しています」と副大統領は言う。
 
また、Kalla副大統領は、インドネシア政府は大規模多国籍企業がアセアン域内でより低賃金を求めて争うような事態を望んでいないと付け加えた。「競争は良いことです。それに今までのところアセアンは低賃金で負けてはいません。原材料についても、工場についても同じことです」とKella副大統領は言う。
 
インドネシア政府はアセアンの事務局長を招聘し、この問題についてベトナム、カンボジアを交えて協議する意向であるという。「インドネシア、ベトナムとカンボジアは多数の労働者を擁しています。バングラデシュ、マレーシア、シンガポールの協力も仰ぐかもしれません。タイですらすでに人件費は高くなっています」最近マレーシアで開催された世界経済フォーラムの場において、副大統領はアセアン地域全体に及ぶ標準最低賃金の制定を提案している。
 
副大統領によると、多くの多国籍製靴・縫製企業が低賃金を理由にインドネシア、ベトナム、カンボジアに工場を移転しつつある。「こうした企業は靴や衣類を15ドルで製造し、100ドルで販売しています。このような方法で使われるのは止めましょう。域内の労働者を搾取させてはなりません」とKella副大統領は語っている。

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