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インドネシアのジョホール州Linggiu貯水池の貯水率が改善

インドネシアのジョホール州Linggiu貯水池の貯水率が改善

シンガポールの公益事業庁(PUB)は25日、マレーシアでの豪雨により、シンガポールへの水の供給源であるジョホール州Linggiu貯水池の貯水率が30%を超えたこと発表した。

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Linggiu貯水池は雨不足が続き1週間前には貯水率が27.5%だった。昨年10月には過去最低の貯水率20%を記録しシンガポールへの給水が危ぶまれていた。
  
現在シンガポールでの水の需要の半分はマレーシアからの給水に依存している状態だが、Linggiu貯水池の貯水率は2015年の80%をピークに低下傾向にある。
 
今回のマレーシアでの豪雨は南シナ海に押し寄せるモンスーンによるものだが、季節は雨季から乾季に移行することから、今後は降水量が減少することが予想される。 また温暖化傾向により乾季が長期化する恐れもあり、Linggiu貯水池の貯水率にも影響がでそうだ。
 
専門家はジョホール州の貯水率の少々は一時的なもので問題が改善されたとはいえないとし、節水に心がけるよう呼び掛けている。
 
政府は安定的に水を確保するために下水から上水を生産するニューウォーター工場建設などに取り組んでおり、1月18日には国内で5カ所目のニューウォーター工場の開所式が行われたばかり。 5つのニューウォーター工場を合わせると国内で供給できる水量は全需要の40%に達する見込みだ。
 
ソース:http://urx2.nu/Bdeg

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