香港特区政府、港珠澳大橋の疑惑、6月末までに強度検査
特区政府は5月5日、港珠澳大橋に使用するコンクリート・サンプルのストレステスト結果偽装の問題について記者会見を行った。
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26日付香港各紙によると、会見に出席したのは発展局、運輸及房屋局、土木工程拓展署、路政署の各トップ。
路政署の鍾錦華・署長は「19日に報告を受けてから関連部分について構造の目視検査を行ったところ、亀裂などの異常は見つかっていない」と説明。現在、各関連部分のポイントとなる位置のコンクリートについて非破壊式の強度試験を行っており、6月末までに試験を完了させることを明らかにした。
運輸及房屋局の邱誠武・局長代行は、路政署の検査を受け現在のところ構造的な安全問題は見当たらないことから「残りの工程は引き続き計画通り進める」と述べ、開通目標には影響しないとの見方を示した。
ただし政府は問題のコンクリートがどの部分に使われているかは現在のところ把握していないという。
Photo by Brian Sterling on Flickr
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