2017年3月31日

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香港と珠海市とマカオを結ぶ「港珠澳大橋」の建設現場で事故、2人死亡か

香港と珠海市とマカオを結ぶ「港珠澳大橋」の建設現場で事故、2人死亡か

17年3月末に竣工予定となる、香港の港珠澳大橋だが、新たな犠牲者が出た。

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3月30日付香港各紙によると、事故が起きたのは29日の午後3時半ごろで、場所は空港の観景山付近の現場。
 
橋りょうに吊るされていた仮設作業場が海に落ち、身に付けていた命綱が仇となって3人の作業員が海底に引き込まれたという。
 
うち助かったのはネパール出身のタパ・デネディックさん(20)1人で、同じくネパール出身のグルン・アネルさん(22)は溺死、ダイバーの捜索で事故発生から4時間後に遺体が引き上げられた。
残るナイジェリア出身のオンウカさん(41)はいまだ見つからず、行方不明のままとなっている。
 
直接の事故原因は仮設作業場を吊るしていた帆布製のロープが切れたことで、この切れたロープの衝撃で、橋りょうで作業をしていたパキスタン人と香港人の作業員も骨折や打撲など大けがを負った。
 
ちなみに2010年の着工以来、同橋りょうの建設工事による犠牲者は9人となった。
 
Photo by Brian Sterling on Flickr
  
>>あわせて読みたい 『港珠澳大橋、人工島が移動し完成遅れも』

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