香港、米の含有金属量規制緩和へ、一部反対の声も
食品に含まれる微量金属に関する条例が34年ぶりに改正される見込みだ。
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6月7日付香港各紙によると、その条例とは「食物撹雑(金属雑質含量)規例」。
1983年に施行された条例だが、改正後は国際食品規格委員会(コーデックス委員会)などの国際基準を踏襲したものになるという。
果物や野菜類、魚介類、コーヒーなど、現行より厳しくなるものがほとんどだが、逆に緩和されるものもある。白米がそれで、現行で1キロあたり0.1ミリグラム以下とされているカドミウムの含有量が倍の0.2ミリグラムとなる。
ある政府関係者は「米についてはEUやシンガポール、韓国、中国本土などの基準を参考にしている。コーデックス委員会の基準である0.4ミリグラムより厳格」と太鼓判を押すが、一部の立法会議員からは改正に反対する声も上がっている。
ちなみに特区政府では、今回の条例改正にあたり9月5日まで公開諮問を行っている。
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