ベトナムのビンズン省で2万人の新規雇用需要
6月25日に開催されたベトナム・ビンズン省での求人イベントで省内の企業が2万人以上の求人を登録した。
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省の職業紹介センターのNguyen Thanh Phuong副所長によると、60社以上から2万2964人の求人があり、そのうち2万1540人が未熟練労働者、およそ1400人が熟練労働者という内訳であった。
ビンズン省人民委員会によると、2017年の上半期、省は求人イベントを8回開催し、1276社、5万5528人が参加した。そのうち4万2000人以上が求人相談を受け、2300人がそれを機に企業から採用された。
2017年はじめ以降、省では2万5690人以上の新規雇用が発生しており、これは今年の新規雇用数目標である4万5000人のおよそ57%となる。
近年、国内外からの投資が増加していることから、ビンズン省での労働力需要も上昇することが予測されている。
Leading Star Viet Nam Garment株式会社の代表によると、海外取引先からの発注増加により、同社は月額給与およそ700-1000万ベトナム・ドン(308-440米ドル)の熟練労働者60人を雇用する必要があるという。
加えて、同社の従業員は現行法により試用期間中も給与の21%が支給されるほか、給与1か月分のボーナスもある。さらに同社では1日2食が提供され、給食を希望しない場合は食費として1食7000ベトナム・ドンを受け取ることもできる。
日本のサンエスグループの100%子会社であるWonderful Sai Gon Electrics Company Limitedは、未熟練労働者200人と上級職46人を募集している。上級職は電子工学、電子機械工学、電気産業、自動電源等の学位が求められる。
ビンズン省納税報告書によると、2017年上半期には2327社の新企業が生まれ、総資本額は25兆ベトナム・ドンに及ぶ。国内投資による企業は2240社、資本額15兆ベトナム・ドン、海外投資による企業は83社、資本額10兆ベトナム・ドンで、前年比で企業数は45.1%増、資本額は89.4%の伸びであった。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2928.html
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