香港の「上海ガニのシーズン」出遅れ、売り上げは半減
すでに本来の上海ガニのシーズンの半ばが過ぎようとしているが、カニの販売はもう少し先になりそうだ。
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昨年は江蘇省産のカニの一部検体から発がん性物質のダイオキシンが見つかったことから、今年は中国当局が検疫の審査基準を引き締め、輸出承認が遅延。10月28日付香港各紙によると、26日にやっと中国産上海ガニの第一陣が香港に到着したものの、香港当局の検査が終わらず販売できない状況だ。
食物環境衛生署では検体のダイオキシン含有量を調べるには2週間必要と説明しており、結果が出るのはまだ先になる。28日から販売することを見込んでいたカニの輸入・販売業者は大きく落胆しているという。
また、2週間もかかるのではその間に鮮度が落ちたり、死ぬカニも出てくる恐れがあり、損失を心配する声もある。カニのシーズンに出遅れた格好になった今年は、売り上げも半減するとみられる。
Photo by Kentaro IEMOTO on Flickr

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