2017年11月29日

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モスクワの日本食レストラン・カフェ11選

モスクワの日本食レストラン・カフェ11選

来る2018年のロシアにおける「日本の年」あるいはロシアワールドカップにむけて、日本からの観光客がますます増えると予想される。ロシアの日本が味わえるモスクワの日本料理レストランと日本風カフェを11件選出した。

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日本人が思っているよりもたくさんのレストランが日本語の言葉を店名に掲げ、ロシアで日本食を提供している。巻き寿司はロシアでは「ロール」と呼ばれ最も親しまれている日本食のひとつ。「ロール」のファストフード店も何種類かあるほどだ。ただ、ロシアの「ロール」は日本の巻き寿司よりもビビッドな色の食材を使ってカラフルに仕上げられ、シャリの中にマヨネーズが入っていることが多く、若干脂っこいのが特徴である。そして、シャリの中に具材を巻き込むばかりではなく、シャリの上に積み上げていくスタイルも多い。
 
◆ AOZORA
「スプートニク」ホテルの中にあるレストラン。サーモンのお造り。日本らしく海藻と大根で盛り付けられている。味噌汁は、しっかりダシが利いていて本格日本風。
  
担々麺とカツカレーはどちらもミニサイズのセットでお得にいただけた。そして美味しい!どれをとってもまさに日本の味。
 お値段は若干張るが、雰囲気と味を考慮に入れると納得できる。店内は土曜日の昼間でもあまり混んでなくてのんびり過ごせるのでデートにおすすめ。
aozzora.ru(ロシア語)
 
大通りから少し路地裏に入ったところのビルの角にひっそりと佇むこちらのレストラン。オープンしたばかりの新しいお店だ。天井からぶら下がった植木鉢や壁に掛かった写真がおしゃれ。日本酒の一升瓶までもこの空間ではおしゃれなインテリアに早変わり。
 
エビと卵のスープは、ダシが利いていてとても美味しい。醤油ラーメン、味噌ラーメンも本物の日本の味だ。照り焼き丼は、ボリュームたっぷり。鶏のからあげ、大根サラダ、イクラおにぎり、ポン酢と大根とかつお節のコラボレーションが抜群だ。もちろんビールもある。
 
そのほかギョーザ、枝豆もあって、お店の雰囲気と相まって、まるで日本にいるように錯覚してしまう。入口のところにケーキのショーケースもある。帰りがけにちょっとしたスイーツのお土産も買って帰ることができる。平日のお昼にはビジネスランチもあり。
facebook.com/cornercafekitchen
 
◆ ギンノタキ
こちらは日本風レストランのチェーン店。名前は「銀の滝」だが、メニューは日本食だけにとどまらず、タイやベトナムなど、かなり幅広い地域の料理がある。
 
おしぼりがユニークで、小さな白いタブレットに水分を含ませてあげると、見る見るうちにタオルに変身する。
 
野菜チャーハンは、東南アジア風の香辛料がよく利いていて、どこかエスニックな風味。価格帯もモスクワにしてはリーズナブルで、友達同士でもカップルでも、さらに家族連れでも賑わっている。
gin-notaki.ru
 
◆ ICHIBANBOSHI
こちらのお店も日本食チェーン店だ。まず初めに、日本の居酒屋らしく「お通し」がある。
 
からあげをおつまみにビールもよし、ロシアの厳しい冬にみんなで鍋を囲むもよし。そのほか、日本の居酒屋風メニューがもりだくさん!店員さんも丁寧に対応してくれる。安倍総理もいらっしゃったことがあるらしく、オクチャーブリスカヤの店舗には安倍総理の写真が飾られている。
ichiban.ru
 
◆  リス カフェ&スシバル
ショッピングモールのフードコートの一角にある白を基調とした可愛らしいカフェだ。
 
「リス」とはロシア語で「米」という意味。豚丼、チャーハン、巻き寿司とスムージーもある。店内ではバイオリンの生演奏を聴くこともできて、ゆったりとした音楽が流れており、それほど混んでいないので、比較的のんびり過ごせる。
cafe-rice.ru
 
◆ 夢 (ユメ)
日本の居酒屋と定食屋がミックスされたようなお店。酒の肴やお寿司も充実している。
 セットにすると、お漬物、キムチ、ポテトサラダ、グリーンサラダお味噌汁がついていわゆる「定食」のようになり、もちろん丼ものの単品もある。
 
そしてなんとロシアでは非常に珍しいことに、「飲み放題メニュー」がある!まさに「夢」みたい。大人数での宴会に持って来い。
u-me.ru(日本語)
 
◆ タヌキ
ファミレスのような日本食チェーン店だ。モスクワ市内にいくつかあり、「タヌキ」というと、「ああ、あの日本料理レストランね。」と返事が返ってくるほどよく知られている。店内は、壁やソファが赤くて、オレンジっぽい照明で灯されている。
tanuki.ru
 
◆ ワビサビ
名前からは想像できないほどロシア化された日本食のチェーンレストランだ。モスクワのいたるところにある。 ロールや握り寿司の種類もたくさんあって美味しいが、フィッシュ&チップスやフライドポテトなどのおつまみもある。日本人には馴染みのない温かいロールもある。スープは日本の味噌汁のほかにタイやベトナム風のものもある。
 
カクテルもたくさん種類があって、ひとつのカクテルに何種類ものリキュールやシロップが使われている。どれも美味しいが、「ブラッディ・メアリー」という名前のカクテルには気を付けてください。日本の「ブラッディ・メアリー」はウォッカとトマトジュースだが、こちらのお店の「ブラッディ・メアリー」はウォッカ、トマトジュース以外に様々なリキュールが加えられており、シャシリクのソースのような味がする。驚くべきことに、トッピングとしてトマト、玉ねぎ、焼き肉の串がグラスにのせられている。
vabisabi.ru
 
◆ スシトゥン カフェトゥン
こちらのお店はそれほどメジャーではないが、モスクワ市内にいくつかあって、ショップングモールの中のダイニングエリアにもあるような気軽に入れるお店。

ロールがとても美味しいが、それもそのはず、お醤油がキッコーマン!エビアボカドロールは、明らかにアボカドの色ではなさそう蛍光緑のような色だがとても美味しい。
 coffeetun.com
◆ クウ ラーメンイザカヤバル
こちらもオープンしたばかりだが、モスクワでいちばん美味しいラーメン屋だと言っても過言ではない。「Azimut」ホテルのビルの中にある。塩ラーメンは、日本のオーソドックスなトッピングのメンマ、ネギ、のりに加えて、レモン、赤玉ねぎも入っているところがロシアらしい。チャーシューの代わりに鶏のささ身が入っていた。これは美味しい!

醤油ラーメンは、ゆで卵とチャーシューが入っている。チャーシューは醤油漬けにされておらず、ただの豚肉だ。麺にもコシがあり、スープにもあっさりしていながらしっかりとコクがある。他にもとんこつラーメン、味噌ラーメンもある。替え玉は180ルーブルでできる。
 ランチではラーメンと白米のセットもあり、リーズナブルにお腹いっぱい食べられる。
「Azimut」ホテルのホーム・ページ
 
◆ ヤポコーフェ
とても可愛らしい日本風カフェだ。店内はそれほど大きくなく、ソファ席が2つ、テーブル席が1つ。カラフルなカフェラテと和菓子が揃っている。それぞれのカフェラテには「さくら」や「かえで」というような日本風の名前が付けられており、中には緑や青のラテもあり、カラフルでどれにしようか迷ってしまう。
 
スイーツでは、たい焼き、トトロ風カップケーキ、ケーキポップと呼ばれるチョコレートコーティングされたケーキバーなどがある。ケーキポップにはひとつひとつチョコレートで絵が描いてあり、カオナシ、くまモン、まねき猫、トトロなど様々。トレチャコフ美術館のすぐ近くにあるので、歩き回って疲れたらこちらで一休みするのもいい。
 
ソース:ロシアNOW/https://jp.rbth.com/travel/79373-mosukuwa-no-nihonshoku

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