2017年12月13日

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アフリカ各国の一人当たりGDP比較

アフリカ各国の一人当たりGDP比較

※出所:世界銀行、IMF、Thomson Peuterのデータを基にAnd Africaにて作成

アフリカに関するマクロ数値は色々な側面があるため、参考の域を出ない。
収集情報の偏り、集計方法の未整備から引き起こる精度の低さ、などがその原因だ。

しかしながら、マクロ数字を見ることで、各国の経済レベルや購買レベルは「なんとなく」イメージ出来る。
今回は、そんな「ざっくりとしたイメージ」を持って頂くべく、アフリカ各国の一人当たりGDPを一覧化した。

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モーリシャスは、このリストの中では唯一100万円以上の国となっている。
タックスヘイヴン政策を採用することで金融ビジネスを発展されることに成功している。
 
インドとの二重課税防止協定を締結しているため、モーリシャスの法人(または個人)がインドに投資して得たキャピタルゲインはモーリシャス国内でしか課税対象にならない(キャピタルゲイン課税わずか3%)。
つまり、インドに投資する際にモーリシャスを経由すれば租税コストを大幅に軽減できる。
この投資スキームは「モーリシャスルート」と呼ばれ、インドへの投資の4割近くがモーリシャス経由となっている。
 
美しい海を武器に観光業で外貨を獲得。また製造業に強く、原料を輸入して製品を輸出して外貨を稼ぐ。
この両輪によっても高い一人当たりGDPを維持している。
 
 
南アフリカは、アフリカ経済の中心とも言える存在であり、やはりそれが現れた数字となっている。
 
驚くのは、ボツワナの一人当たりGDPの高さ。
1966年の独立以後、ダイアモンドを中心とした豊かな天然資源(他には銅、ニッケルなど)と手堅い経済政策、安定した政治状況や高い教育程度に基づき、世界最高水準の経済成長率を1980年代末まで維持し続けた。
ダイアモンドにおいては、産出高世界第2位を誇る。
人口は約220万人と少ない点に注意が必要だ。
 
一方、失業率は18.3%(2016年:世銀)と高水準であり、貧富の格差拡大は問題となっている。
ボツワナを始め多くのアフリカ諸国では、この様な貧富の差の拡大が共通の社会課題として浮かび上がってきている。
 
 
チュニジア、モロッコ、エジプトなどの北アフリカについても、一人当たりGDPは350,000円以上となっている。
日本からは、資生堂がチュニジアおよびモロッコにて事業展開している(現地小売企業と代理店契約)。
 
西ではやはりナイジェリアの数字が高い。
ナイジェリアは人口が1億8千万人以上とアフリカ最大であり、総合的なGDPは2014年に南アフリカを抜いて以来、アフリカ第1位を誇っている。
※4,050億8268万米ドル(2016年:世銀)
 
以上、アフリカ諸国の一人当たりGDPから各国の経済レベルや購買レベルのざっくりとしたイメージを持って頂けただろうか。
今後、アフリカの人口は確実に急成長見込みであり、2050年には今の2倍以上である25億人に到達すると言われている。
 
今後、成長市場アフリカに根を張って事業展開する日本企業は増えていくと思われる。
 
※参照:アンドアフリカ合同会社、ウェブサイト
http://andafrica.co.jp/?p=979

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