香港金融管理局、インフラ融資促進弁公室を設立
香港金融管理局(HKMA)は7月4日、「一帯一路」戦略に対応したインフラ融資促進弁公室(IFFO)を正式に設立した。5日付香港各紙によると、4カ月余りの設立準備期間を経たIFFOは「一帯一路」沿線諸国のインフラ建設に関する資金調達を支援するもので、資金とプロジェクトの橋渡し役を務める。
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協力パートナーリストには香港の3大発券行やアジア開発銀行、中国の大手銀行、邦銀など内外の金融・投資機関41行が名を連ねる。設立セレモニーに出席した曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官は「一帯一路には他の地域にはない膨大な資金需要があり、IFFOは香港が主要インフラ資金調達センターとなることを推進できる」と指摘。
またIFFO主任を兼務することとなったHKMAの余偉文・副総裁は「2010~20年のアジアのインフラ投資需要は8兆米ドル、うち一帯一路諸国は4兆~6兆米ドルに達する。香港がアジアと一帯一路諸国の資金不足解消を支援できる」と述べた。

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