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空運業界の構造転換を推進、生産性と雇用創出が柱

空運業界の構造転換を推進、生産性と雇用創出が柱

ン・チーメン第二運輸相は4月20日、空運業界の生産性、競争力を強化するための航空運送産業転換マップ(ITM)を発表した。年3~4%の生産性引き上げおよび2025年までに8,000人の雇用創出を図る。

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域内のほかの国が空港の拡充を通じ有力ハブを目指す中、現状維持では競争に勝てないとの考え。ン氏は「業界の国際競争力を強化し、チャンギ空港のサービス水準を引き上げる。雇用面では2025年までに8,000人の雇用を創出する方針で、この結果、専門職、技術職、乗組員職が増える。
 
シンガポールは土地と労働力に制約があるため生産性を重視し、2025年までに生産性を40%向上させるのも目標。容易に達成できる目標ではないものの、他に後れをとらないためには「野心的である必要がある」(ン氏)という。
 
現在の取り組みとしては、シンガポール民間航空局(CAAS)による、デジタル技術を活用した「スマート管制塔」によって航空管制を遠隔操作する計画があり、入札が始まっている。またSTダイナミクスは、搭乗橋を航空機に自動的に接続させるシステムを開発中。SIAエンジニアリングは修理・保守用航空機パーツの生産で3Dプリンターを導入している。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42976/

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