ミャンマー・ヤンゴンで縫製工場経営者らが他国の同業者と経験を共有
縫製工場経営者や関係者がアジア諸国の同業者と出会い、批判の中にある縫製産業での優れた事例を広めるための意見交流を目的としたイベントが先週開催された。
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ドイツ政府の開発援助機関であるドイツ国際協力公社(GIZ)がヤンゴンで開催したこのイベントには貿易関係団体や政府関係者が出席した。
国際的なバイヤーもこのイベントに出席した。主催者によると、このイベントはミャンマーの縫製産業での対話を促進し、建物や防火安全基準、工場労働者の大部分を占める女性労働者支援などの優れた事例を広めることを目的としている。
ミャンマーの縫製産業では近年評判を落とすような事態が続いている。労働争議の発生とストライキ、さらには工場経営者への襲撃など、近年評判を落とすような事態が続いている。
衣料品チェーンH&Mなど、世界的な著名ブランドと取引している工場も児童労働や労働者の権利侵害等で非難されている。
しかし一方で、労働環境の改善のため、国際的機関からの支援を受け入れる工場もある。
先週のイベントにはバングラデシュ、中国、カンボジア、パキスタンからの参加者が出席した。
ミャンマー縫製業協会のU Myint Soe会長は「こうした地域交流により、他国の同業者から学ぶことができるのはありがたい」と述べた。
縫製業協会のDaw Khine Khine New事務局長は、ミャンマーの縫製産業は他国の水準に追いつきつつあり、サプライチェーンでの社会的、環境的な法令遵守によりさらに成長を遂げる準備ができていると述べた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2899.html
>>あわせて読みたい 『ミャンマー縫製産業への投資の中心は中国企業によるもの』
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