2017年6月30日

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北朝鮮、パククネ元韓国大統領に「極刑」宣告。その理由と目的は?

北朝鮮、パククネ元韓国大統領に「極刑」宣告。その理由と目的は?

北朝鮮は28日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の暗殺を謀り、国家転覆を目論んだとして「極刑」を宣告する声明文を発表し、韓国に朴氏の引き渡しを要求した。

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声明では、工作を「特大型の国家テロ犯罪」とし、「わが国の刑法にのっとって最も重い刑事責任を負うべきだ」と締めくくった。当の韓国政府は暗殺計画の存在自体否定している。
 
今回の声明の背景には、南北対話路線を掲げる現大統領、文在寅氏への揺さぶりがあるとみられている。すでにTHAAD配備の問題で、韓国とアメリカの歩調はあっておらず同盟関係に陰りが見え始めている。文在寅大統領の出方を見極める狙いがあるとみられる。
 
>>あわせて読みたい『文大統領、北朝鮮への支援物資承認。さらに冷え込む米韓関係

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