フィリピン:非政府自然保護団体、廃棄物減少に向けてプラスチック廃止を提案
非政府自然保護団体のInterface Development Interventions(以下IDIS)のRaine Catague氏は、ダバオ市内で収集された廃棄物の総量がわずか29%であることを発表した。
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環境天然資源省(City Environment and Natural Resources Office)の2018年のデータによると、ダバオ市では毎日平均で1,012トンの廃棄物が、商業・産業施設や病院、家庭などから発生しており、しかし実際に収集されたのはわずか292トンだったという。
Catague氏は、データに示されていない残留廃棄物の行方を懸念しているほか、収集された50%の廃棄物が生分解性で、29%は残留廃棄物だったと説明。また、これによりTugbok・Carmenの埋立地での処分量は上限の70万~80万トンを超え、90万トンになったとのこと。
同氏は、市が適切なゴミ分別システムを維持していれば、この問題は発生しなかっただろうと指摘した。
IDISは現在、廃棄物の発生源となっているプラスチックの廃止を提案しており、市議会に提出予定の提案の最終調整に入っていると発表した。
人口の増加に伴い、市内での廃棄物が減少していないことを考えると、効率的な廃棄物管理システムの開発が今後の最優先事項ではないだろうか。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/06/17/13991.html

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