2019年6月29日

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シンガポール:5月の製造業生産は2.4%減少、先行きも楽観できず

シンガポール:5月の製造業生産は2.4%減少、先行きも楽観できず

シンガポール経済開発庁(EDB)が6月26日発表した5月の製造業生産高は前年同月比2.4%の減少だった。米中貿易戦争の影響が目に見えて出始めた。

 

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3月の生産高は4%減と、1年ぶりの減少だった。4月は0.1%増と数字上は持ち直したが、実際の回復には程遠かったようだ。4月統計では、変動の激しいバイオ医学部門を除く生産高は4.9%の減少になる。
 
生産高のうち、電子部門の生産が10.8%減と減少が顕著だった。貿易戦争の影響とオブザーバーは指摘しており、SIMグローバル・エジュケーションのタン・ケーブーン講師は「関税をめぐる摩擦の影響は企業マインドの悪化から、需要の減少という現実に姿を変えた」とコメントした。
 
バイオ医学部門の生産は8.8%の増加で、薬品生産が16%増加した一方、医療機器生産は7%減少した。
 
運輸工学部門は3%増だった。航空宇宙業の生産が航空機保守・修理の受注増で17%増加した。しかしリグ、船舶建造・修理需要の低迷で海洋・オフショア工学は11%の減少だった。
 
チャン・チュンシン通産相は同日、アジア太平洋地域に注力した業界団体のAPEC全米センターのフォーラムで、シンガポールはこの先1年間、向かい風に備える必要があると述べた。世界的な需要低迷でシンガポールの輸出は減速が予想されるという。

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