2018年2月9日

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一帯一路戦略 香港にもチャンス 金融・インフラ分野を中心に参入

一帯一路戦略 香港にもチャンス 金融・インフラ分野を中心に参入

全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張徳江・委員長は2月3日、北京で開催された「国家の必要、香港の長所―共に開拓する『一帯一路』戦略のチャンス」と題するフォーラムで基調講演を行った。

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4日付香港各紙によると、フォーラムは特区政府と一帯一路総商会が主催したもので、香港の工商・専門サービス業界から120人余りと国有企業の幹部380人余りが出席。
 
張委員長は「一帯一路」戦略で香港に対する希望として(1)国家の必要とすることに照準を当てて主体的に国家発展戦略と接合する(2)香港の長所を発揮し、力を合わせて相互補完の効果を上げる(3)イノベーション意識を強化し絶えず多角的な協力プラットフォームをつくる(4)シルクロード精神を広げ積極的に人文交流を促進する――の4つを挙げた。
 
同じく講演した林鄭月娥・行政長官は香港が「一帯一路」建設で積極的に参入する重点分野として(1)金融・投資(2)インフラ施設・海運サービス(3)経済貿易交流・協力(4)民心の疎通(5)粤港澳大湾区の建設推進(6)マッチング・争議解決サービス強化――の6つを挙げ、特区政府と中央関連部門との連席会議制度を整備するなどで推進していく方針を示した。

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