気温上昇で高所得者のエアコン使用頻度が増える? シンガポール国立大の研究
~The Straits Times 12月20日~
シンガポール国立大学経済学部アルベルト・サルボ准教授による水道光熱費に関する研究で、気温上昇にともない低所得者は水の消費量が増え、高所得者はエアコンの使用頻度が高くなることが明らかになった。
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サルボ准教授は国内130,000世帯を対象に2012年9月から2015年12月まで調査を実施した。
気温が1℃上昇すると2ルームアパートで消費される水量は1日平均9リットル増えることがわかった。調査期間中は2ルームアパートでエアコンが完備されていたのは約8割だった。
一方、5ルームアパートやエグゼクティブコンドミニアムに住む所得の高い世帯では、気温が上昇してもシャワーなどで使う水の量は変わらないが、エアコンの使用時間が長くなったり頻度が高くなることがわかった。気温1℃の上昇に対し、1日2時間長くエアコンが使われた。
研究報告は、今後、所得の増加している熱帯アジアの国において、水や電気の消費量を予想するための参考資料として注目される。
ソース:https://www.kamobs.com/【シンガポールニュース】高所得者、気温上昇で/

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